第1週
ランニング前のウォームアップを忘れずに行いましょう。
| セット1 | セット2 | セット3 | セット4 | セット5 | ||||||
| ランニング | ウォーキング | ランニング | ウォーキング | ランニング | ウォーキング | ランニング | ウォーキング | ランニング | ウォーキング | |
| 1日目 | 1 | 5 | 1 | 5 | 1 | 5 | 1 | 5 | 1 | 5 |
| 1日間の休み | ||||||||||
| 2日目 | 1,5 | 4,5 | 1,5 | 4,5 | 1,5 | 4,5 | 1,5 | 4,5 | 1,5 | 4,5 |
| 1日間の休み | ||||||||||
| 3日目 | 2 | 4 | 2 | 4 | 2 | 4 | 2 | 4 | 2 | 4 |
| 2日間の休み | ||||||||||
1日分をすべてやり終えられたら、安心して次の日に進んでかまいません。調子が悪くてトレーニングをすべて走りきれない場合は、1日休んでからそのトレーニングをやり直すほうがよいでしょう。急ぐ必要はありません。結果よりも継続することのほうが大切です。
ランニングが心臓と肺にもたらすもの
ランナーになぜ走り続けるのかと尋ねると、遅かれ早かれ話は同じところに行き着きます。第1週にはきつく感じた走りが、1か月後にはほとんど楽に感じられるようになる、という話です。この変化は、あなたの心肺系が適応しているということです。それは、心臓、肺、そして血管がチームを組んで、吸い込んだ空気の中の酸素を、働いている筋肉へと運ぶしくみであり、ランニングはそれを鍛える最も直接的な方法のひとつです。
変化は静かに進みますが、積み重なっていきます。定期的な有酸素運動によって、心臓は少しずつより効率のよいポンプになり、1回の拍動でより多くの血液を送り出せるようになるので、あなたを動かし続けるためにそれほど激しく拍動する必要がなくなります。時間が経つにつれて、同じペースでも呼吸がより落ち着いて感じられるようになり、働く筋肉に栄養を送る細い血管の網も、必要な場所へ酸素をより上手に届けられるようになります。これらはどれも一晩で得られるものではありません。週に数回、走りに出かけることへのゆっくりとしたご褒美なのです。
VO2 maxという問い
ランナーやフィットネストラッカーの近くで過ごしていると、VO2 max(最大酸素摂取量)という言葉に出会うでしょう。これは、激しい運動の最中に体が使える酸素の最大量を表す言葉で、コーチや研究者が有酸素能力を説明する標準的な方法のひとつです。安定したランニングは、特に少し速い区間を混ぜると、その数値を押し上げるよく知られた方法です。数値が高いほど、一般的には息が上がるまでにペースを長く保てることにつながり、それこそ多くの初心者が結局のところ目指しているものです。
はっきり言っておきたいのは、ランニングは活動的なライフスタイルの一部であって、魔法のスイッチではないということです。適度な睡眠、まともな食事、そしてきつい日の間の十分な休養と組み合わせれば、得られた体力は定着しやすくなります。無理をして早く追い込みすぎると、多くの場合、脚の痛みとやる気の低下を手に入れるだけです。
心強いのは、その成果が見え始めるまでにほとんど何も必要としないということです。週に数回の正直な走りを継続して行えば、たいていはそれだけで初期の適応が働き始め、ランニング全体が、面倒な作業というより、体が実際にやりたがっているものへと感じられ始めるのに十分です。